スキルの向上と介護される側の気持ちについて

介護の仕事をしていると、スキルアップをすることは大事だ。より質が高い介護ができたり、昇進や昇給につながったりとプラスになる可能性があるからだ。しかし、スキルアップをするためには、介護される側の気持ちを理解することが欠かせない。介護される側から満足されると、介護の質が高いという証明になるからだ。とはいえ、自分は質が高い介護をしていると満足している場合でも、介護される側からすると満足していなかったり、物足りないと評価されることもあるので、決して自己満足だけで終わらないようにしなければならない。 そのためには、介護される側の人に寄り添い、同じ視点に立った介護を考えなければならないだろう。

介護される側から満足されるためには、介護される側の気持ちを理解する事が大切だ。そこで、自分が介護している人とうまくコミュニケーションを取ることが、相手の気持ちを理解する上ではポイントになる。介護において不満を感じていることがないのか、もっと介護でしてほしいことはないかなど、時々質問してみると介護される側の気持ちが分かるようになり、それに向けてケアの改善も図れるだろう。

このような試みをすると、自然とスキルアップをすることができて、結果的に質の高い介護ができるはずだ。介護される側の気持ちを理解できないと、本当に介護の質が高いのか分からなくなることがある。介護用語や移乗のテクニックなども重要だが、同時に相手の気持ちを汲み取ることも忘れないでほしい。